4月24日、テスラは1季報を発表した。第1四半期のテスラの営業収入は前年同期比9%減の213億ドル、前月比15.4%減だった。純利益（GAAP）は前年同期比55%減の11億2900万元だった。
総粗利益は36.96億ドルで、前年同期の45.11億ドルから18%減少した。総粗利益率は17.4%で、前年同期の19.3%から1.9ポイント低下した。
出所：テスラ財報
テスラは第1四半期の業績の落ち込みについて、主に車両納入量の低下を受けており、一部の原因はフリーモント工場のModel 3更新とベルリン工場の生産中断にあると述べた。
テスラは第1四半期に43.3万台の自動車を生産し、38.7万台の自動車を納入した。生産及び納入データの前月比及び前年同期比はいずれも下落した。そのうち第1四半期の生産量は前月比12.5%下落し、前年同期比2%近く下落した。交付量は前月比20%減、同8.5%減だった。
テスラは、低価格モデルの生産を加速させると述べた。テスラのマースクCEOは業績電話会議で、より低価格な車種は今年遅くなくても2025年初めに生産を開始すると述べた。このニュースの影響で、テスラの株価は10%超上昇した。
一方、テスラの米公式サイトはModel 3の新型高性能版をラインアップし、軟調な市場需要に対応している。