【米連邦最高裁判所はトランプ氏が「公職行為」で大統領免責権を享受していると裁定】米連邦最高裁判所は1日、トランプ元大統領が「2020年選挙介入」の疑いがある連邦事件で一定程度の刑事訴追免責権を享受しており、下級裁判所にこの事件を再考し、どの行為が起訴できない「公職行為」であるかを確定するよう指示した。判決文によると、大統領は法律を凌駕するものではないが、大統領が核心的な憲法権力を行使する際に起訴されてはならず、その「公職行為」は推定された免責権を享受しなければならないが、この免責権は「非公職行為」には適用されないという。しかし、最高裁はこの場合「公職行為」とは何かを定義せず、この決定権を下級裁判所に渡した。トランプ氏は最高裁の判決が出た後、創設されたソーシャルプラットフォーム「リアルソーシャル」に「我が国の憲法と民主の重大な勝利だ」と文を送った。