レノボと京東の戦略的協力は全面的なグレードアップを迎えた。4月7日、レノボと京東がレノボ本社で新たな戦略的協力協定に調印したところ、双方は大モデルと生成式AI技術がもたらす産業チャンスをしっかりと押さえ、AIマーケティング、スマートサプライチェーン、AIサービス及びAI技術融合などの面で協力を深め、手を携えてより広範な消費ユーザーと政府企業の顧客に全スタックAIの製品、方案とサービスを提供することが明らかになった。
今回、双方は今後3年間にレノボが京東の全ルートで1200億元を販売する目標を明確にし、同時に互いにAI PCの先駆的なパートナーとなり、AI端末産業生態を共同で構築し、AI PCなどのAI設備の着地を加速させる。
レノボグループの劉軍執行副総裁兼中国区総裁は、レノボはAI向けの新たな10年をスタートさせたと述べた。今回の戦略的提携は、AIPCなどのスマート端末からサーバなどのインフラストラクチャ、およびソリューションサービスまで、マイルストーン型の包括的な提携である。レノボは「全スタックAI」戦略的配置に依拠し、京東と共同でAI新時代をリードし、国の新品質生産力の発展、経済の質の高い発展の実現を支援する。
京東グループの許冉CEOは、京東とレノボの戦略的協力が消費の高度化と産業革新の発展を推進するために動力を提供すると考えている。AIがもたらす新たなチャンスに直面し、新品質の生産力に焦点を当て、京東も自身のデジタル化社会サプライチェーンにおける能力の蓄積に依拠し、レノボと一緒に高品質の発展経路を模索し、消費者と企業の顧客により多く、より速く、より良く、より省的な消費体験を提供し、AIを本当に千家万戸に恩恵をもたらす。