2023年12月の売上高は1763億元（新台湾ドル、以下同じ）で、11月より14.4%、年8.4%減少し、6カ月ぶりの低さとなった。年間総売上高は前年同期比4.5%減の21617億元だったが、予想を上回った。
総合中央社、聯合ニュース網、経済日報などの台湾メディアの報道によると、台積電は同日、売上報告書を発表し、2023年第4四半期の連結売上高は6255億元、四半期は14.4%増加し、予想目標に達したことを明らかにした。
台積電は先ごろ、世界の半導体景気の回復、産業チェーンの効率的な在庫除去、人工知能の応用の持続的な爆発に伴い、2024年の業績は成長軌道に戻る見込みで、売上高は2兆5000億元に達し、年15%以上増加する見込みだと明らかにした。年間のドル売上高は初めて800億ドルを突破する見込みだ。
また、「工商時報」のこれまでの報道によると、台積電の3ナノメートルプロセスチップは約1年間量産され、メーカーの注文増加に伴い、2024年の年間生産量は10万枚に達し、生産能力の利用率は2024年末に80%に向上する見込みだ。（完）