アップルは1月17日、太平洋時間木曜日午前6時から米国市場で血中酸素検出機能を持たないSeries 9とUltra 2の腕時計を販売すると発表した。
米連邦巡回控訴裁判所は先日、米国際貿易委員会（ITC）の輸入禁止令に対するアップルの執行猶予令の延長を拒否した。この判決は、アップルが控訴期間中に血中酸素検出機能付き腕時計の販売を中止しなければならないことを意味し、アップルは控訴期間が1年以上続く可能性があると考えている。
ITCは昨年10月、アップルSeries 9とUltra 2シリーズの腕時計が医療技術会社Masimoの血中酸素検査に関する特許を侵害していると裁定した。これによりアップルはクリスマスを前にスマートウォッチの販売を一時停止したが、その後、米控訴裁判所が発表した執行猶予令により、アップルは先月末に米国での販売を再開した。