5月16日夜、迅雷は2024年3月31日までの第1四半期の監査を受けていない財報を発表した。財報によると、第1四半期、会社の総売上高は8040万ドルで、前年同期比19%減少し、総売上高は前期の収入ガイドラインに合致した。総売上高は減少したが、今期は収益力が向上した。
第1四半期、迅雷の粗利益は4280万ドルで、前年同期比8.2%上昇した。粗利益率は53.3%、前年同期は39.9%だった。米ゼネラル会計基準に基づく四半期の純利益は360万ドル、前年同期の純利益は120万ドルだった。Non-GAAP（非米国共通会計基準）によると、今期の純利益は450万ドル、前年同期の純利益は550万ドルだった。同社によると、純利益の伸びは主に会員事業の伸びによるもので、Non-GAAPの純利益の低下は人件費の増加によるものだという。
第1四半期、会員業務は好調で、売上高は3310万ドルで、前年同期比12.9%上昇した。会員事業の収入の伸びは、主に会員数の増加によるものだ。2024年3月31日現在、会員ユーザー数は約576万人、昨年同期の会員ユーザー数は約484万人だった。
クラウドコンピューティングの売上高は3020万ドルで、前年同期比7.8%減少した。クラウドコンピューティング収益の減少は、主に一部の主要顧客による収入の減少とクラウドコンピューティングハードウェアの販売量の減少によるものです。また、2023年6月以来、迅雷は国内の音声生中継事業を縮小し、第1四半期の収入は前年同期比減少し、生中継とその他のインターネット付加価値サービスの売上高は前年同期比54.1%減の1710万ドルだった。
第1四半期、迅雷は会員と生中継海外業務の運営に力を入れ、より多くのマーケティング活動を展開し、販売とマーケティング費用を上昇させた。この四半期、売上高とマーケティング費用は1010万ドルで、総売上高の12.5%を占め、前年同期は930万ドルで、総売上高の9.4%を占めた。
2023年6月、迅雷は取締役会が今後12カ月以内に最大2000万ドルの株式を買い戻す権限を与えたと発表した。2024年3月31日現在、同社は株式買い戻しに約470万ドルを費やしている。2024年3月31日現在、同社が保有する現金、現金等価物、短期投資は2億725万ドル。
将来を展望すると、迅雷グループの李金波会長兼最高経営責任者は「2024年には、事業の転換を加速させ、中心化と人工知能技術を抱擁する。大きなモデルは変革的な技術として、私たちの生活を深く変える。私たちはその能力を利用して業務運営を強化し、ユーザー体験を豊かにし、競争力を高めることを望んでいる」と述べた。
迅雷は2024年第2四半期の総売上高区間を7900万ドルから8400万ドルと予想している。平均で計算すると、第2四半期の収益は前月比で約1.4%増加した。