アリババグループが5月14日に発表した2024年度第4四半期と通期の財務報告によると、アリババ取締役会は2024年度の定期現金配当金と一回限りの特別現金配当金を含む2024年度配当金の配布を承認し、配当総額は約40億ドルだった。同時に、アリババは株式買い戻し計画を継続し、株主還元を継続的に引き上げている。
財報によると、アリババの2024年度の定期現金配当金は、普通株1株当たり0.125ドルまたは米国預託株1株当たり1ドルだった。一部の財務投資収益の分配を処理するための一括特別現金配当金として、金額はそれぞれ普通株式1株当たり0.0825ドルまたは米国預託株式1株当たり0.66ドルで、両者とも普通株式所有者と米国預託株式所有者にドルで支払う。アリババが年間配当を発表するのは今回が2度目で、2023年度の年間配当総額は約25億ドル。
2024年3月31日四半期現在、アリババは株式買い戻し計画に基づき、総額48億ドルで5億2400万株の普通株式（6500万株の米国預託株に相当）を買い戻し、買い戻しの力はこれまでの四半期より明らかに増大した。従業員持株計画を考慮して発行された株式のうち、同四半期のアリババ流通株は純減の2.6%だった。
2024年3月31日会計年度までに、アリババは総額125億ドルで合計12億4900万株の普通株式（1億5600万株の米国預託株）を買い戻し、従業員持株計画の下で発行される株式を考慮した後、会計年度の買い戻しによりアリババ流通株は5.1%純減少した。