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チップ分野の戦略地であるAMD(超威半導体)は現地時間4月30日、2024年第1四半期の業績を発表した。売上高は55億ドル、粗利益率は47%、経営収入は3600万ドル、純収入は1.23億ドル、希薄化後の1株当たり利益は0.07ドルを実現した。注目すべきは、AMDが今年のMI 300 AIアクセラレータチップの年間売上予測を年初の35億ドルから40億ドルに引き上げたことだ。
AMD取締役会長および最高経営責任者のLisa Su氏によると、第1四半期のデータセンターとクライアント事業部の前年同期比増加は、主にAMD InstinctシリーズのAIアクセラレータの出荷増加とRyzen(鋭竜)とEPYC(空竜)プロセッサへの市場の採用のおかげだという。
事業別にみると、2024年第1四半期のAMDデータセンター事業部の売上高は23億ドルで、前年同期比80%増だった。AMDによると、上記の成長は主にAMD Instinct GPUの最初の完全な四半期販売のおかげで、サーバーCPU販売の季節的な低下を一部相殺したという。
パソコン販売を含むクライアント事業部の売上高は14億ドルで、前年同期比85%増だった。AMD側によると、上記の成長は主にAMD鋭龍8000シリーズプロセッサーの販売によるものだという。
しかし、ゲーム事業部の第1四半期の業績は楽観的ではなかった。AMD側が提供したデータによると、今年第1四半期、同社ゲーム事業部の売上高は前年同期比48%減の9億2200万ドルだった。これについてAMD側は、セミカスタマイズ事業の収益減少とAMD Radeon GPUの販売低下が主な原因だとしている。組み込み事業部の売上高は前年同期比46%減の8億4600万ドルで、顧客が在庫水準を調整し続けていることが主な要因となっている。
業績の導きでは、AMDは今年第2四半期の売上高を約57億ドル、上下3億ドルと予想しており、区間の中点は前年同期比約6%増、前月比約4%増、横ばい市場予想の57.2億ドルに等しい。
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