韓国の通信規制当局は、アルファベット(GOOG)傘下のグーグル(Google)とアップル(Apple Inc., AAPL)に対し、市場支配的地位の乱用と韓国のモバイル決済規制違反の疑いで、合計5,100万ドルの罰金を科す予定です。
韓国放送通信委員会は金曜日、アメリカのメガテック企業2社がアプリ開発者に対し、外部の競合他社の支払い方法ではなく、アプリ内の支払い方法を使うよう強要していたことを明らかにしました。
韓国放送通信委員会によると、グーグルとアップルは、アプリ関連の審査を不公平な方法で遅らせるなど、不当なやり方を強制していたことも明らかになったとしています。
同委員会は、グーグルとアップルが韓国の公正取引規則違反の疑いで、それぞれ476億ウォン(約3,540万ドル)と205億ウォンの課徴金を課すと発表しました。
グーグルとアップルにはコメントを求めていません。
韓国では2021年に新たな電気通信法が制定され、アプリストアのプラットフォーム事業者が市場支配的な地位を乱用することが禁止されます。