商務部は3月23日、王文濤商務部長官が米アップルのクック最高経営責任者と会見したと発表した。双方はアップルの中国での発展、中米経済貿易関係などの議題について交流した。
王文濤氏は、中国経済は強靭性があり、長期的に良いファンダメンタルズに変わっていないと述べた。中国は巨大な市場規模、完備した産業システム、高素質の人的資源、および安定した、開放的なビジネス環境を持っている。中国は革新を主導とする新品質の生産力の発展を加速させており、人工知能、クラウドコンピューティングなどのハイテク分野での発展の見通しが広く、アップルを含む各国企業にとって大きなチャンスを意味している。アップルが引き続き中国市場を深耕し、共同発展を実現することを歓迎する。
王文濤氏は、中米経済貿易協力は両国関係の安定的な力だと強調した。商工業界は一般に対中脱鉤断鎖に反対し、汎化国家安全保障概念に反対している。中国側は米国側とともに、両国企業の協力のために公平で安定した予想できる環境を作りたいと考えている。
クック氏によると、中国は人材資源が豊富で革新的で活力があり、アップルの重要な市場と重要なサプライチェーンパートナーである。アップルは引き続き中国での長期的な発展に力を入れ、中国のサプライチェーン、研究開発、販売への投資を引き続き拡大する。