米国の自動車業界の販売台数は第3四半期も増加を続け、自動車メーカーとバイヤーは金利の上昇や全米自動車労働組合(UAW)のストライキの影響をほとんど受けませんでした。
ゼネラル・モーターズ(GM)は火曜日、米国での販売台数が21%増加したと報告しました。この大幅な増加は、シボレーとビュイックのブランド、そして人気ピックアップトラックの供給量の回復によるものです。
直近の四半期の米国での販売台数は、トヨタ自動車(TM)が12%増加し、ホンダ自動車(HMC)は前年同期比53%増加しました。よりコンパクトで手頃な車やスポーツ用多目的車(SUV)への需要が高いためです。
フォードモーター(Ford Motor, F)は水曜日に販売台数を発表する予定です。
データ・分析会社J.D.パワーによると、第3四半期に自動車メーカーは約390万台の車とトラックを販売し、前年同期比約17%増加しました。
2022年に10数年ぶりの低水準を記録した後、今年1 ~ 6月の新車販売台数は13%も伸びました。
9月中旬に始まったUAWのストライキは、gm、フォード、クライスラーの親会社であるStellantisの5つの組立工場で行われ、まだアメリカの自動車販売に大きな影響を与えていません。
ディーラーは、工場のストで影響を受けた車種は十分に供給しているとしていますが、ストがさらに拡大すれば状況は変わる可能性があるということです。