今年の「ダブル11」、唯品会の力点は「品質消費」だ。10月20日、特売電子商取引唯品会は中国中検と戦略的協力を締結したと発表し、双方は商品品質検査認証、企業の社会的責任などの多方面をめぐって協力を深め、デジタル化、標準化、複製可能な消費財品質保障システムを構築する。
唯品会の劉露訊CEO補佐官は会議で、「今回の中国中検との協力の深化は、中国中検の品質検査・測定などの専門能力を借りて、唯品会の品質管理システムに有益な補充を提供したいということだ。消費者の立場から見れば、唯品会はサプライチェーン保障のほかに、商品の品質に保障を加え、消費者が商品を選ぶ際の信頼感を高めることができる」と述べた。
実際、特売プラットフォームとして、消費者とより信頼できる関係を構築する方法は、唯品会の建設の重点である。これまで、唯品会はすでに自社鑑定センターの建設、ブランド側との直接協力などの動作を通じていた。
2023年第2四半期の財務報告を見ると、唯品会は2023年第2四半期に4570万人のアクティブユーザーを保有している。このうち、2021年通年では、唯品会コアSVIPユーザーの取引額が総取引額の36%を占め、2022年には41%に上昇した。今回、唯品会の経営陣は会議で、6月末までに唯品会のSVIP 670万人が、オンライン販売の44%に貢献したことを明らかにした。
忠実で活発な消費者は2023年第2四半期の唯品会の総純収入を前年同期比13.6%増加させ、前期の245億元から279億元に増加し、43四半期連続の利益記録を継続した。
今回、劉露訊氏のシェアを見ると、唯品会の高価値商品関連業務はここ2年で大きく伸びている。調査によると、今年上半期、唯品会プラットフォームの高価値商品の売上高は前年同期比31%増加し、第2四半期の売上高は前年同期比45%以上増加した。