台湾の「中央社」は12月7日、傘下のTSMC Arizonaとアリゾナ州建築業委員会（AZBTC）が、アリゾナ州ウェハ工場の建設と設備設置に向けて、労働組合の訓練、コミュニケーションパイプライン、駐在員の配置など、新たな協力協定を締結したと発表した。
台積電によると、双方が合意した具体的な協力内容には、人員訓練の強化と発展などの4つが含まれている。このうち、TSMC Arizonaは世界的な人材配置の面で、米国で現地スタッフを採用することに専念する。一方、場合によっては、台積電は特殊な経験を持つ外国人施工者を雇用する必要がある。
また、双方は開放的かつ定期的な意思疎通を達成することを決定し、TSMC ArizonaとAZBTCが双方が合意した優先事項を合意精神に基づいて履行し、責任を負うことを確保するために、双方は委員会を設立して毎シーズン会議を開き、メンバーはAZBTC付属労働組合指定メンバー及びTSMC Arizonaと請負業者指定メンバーからなる。