11月15日、京東は2023年第3四半期の財務諸表を発表した。データによると、京東の総売上高は前年同期比1.7%増の2477億元に達した。経営利益は前年同期比6.6%増の93億元、同社の普通株式株主に帰属する純利益は79億元、前年同期は60億元だった。
具体的には、第3四半期、京東物流とダダはそれぞれ前年同期比16.5%と20.4%増の高い収入増率に貢献した。対照的に、京東の小売事業は圧力を受け、京東の小売収入は2120億6000万元で、前年同期の2119億2000万元の上昇幅とほぼ横ばいで、商品収入は前年同期比0.9%下落した。このうち、電子製品と家電製品の収入増加幅は停滞し、日用百貨店商品の収入増加幅は前年同期比2.3%減少した。
京東のサービス収入の上昇は明らかで、前年同期比12.7%増の523億9000万元に達し、その中で物流及びその他のサービス収入は高い成長に貢献した。
費用面では、第3四半期、京東の契約履行支出は前期より拡大し、前年同期比6.1%増の152億元だった。「6・18」が終了したため、京東はマーケティング支出を大幅に削減し、80億元で、前年同期比4.6%増加した。前期のマーケティング支出は111億元だった。
これに伴い、京東は公告で役員の異動を発表した。京東グループCEOの許冉氏は京東小売グループCEOを兼任し、元京東小売グループCEOの辛利軍氏は別途起用される。