車種別では、テスラモデルYが4万1428台を販売し、5連覇を達成しました。bydの「元PLUS」、「宋PLUS」、「宋Pro」の販売台数はそろって2万台を突破し、3車種の合計販売台数は76386台に達し、上位10車種の総販売台数の30.48%を占め、全体の実力を一層際立たせました。
SUVの突進ぶりはさらに大きくなっています。乗合自動車連合会のデータによりますと、9月、SUVの販売台数は98万8000台で、前年同期比15.5%増、前期比5.9%増となり、販売台数の絶対値と成長率で3車種のトップを走っています。
販売台数上位10台のSUVは、新エネルギーと従来型燃料モデルがそれぞれ5席ずつを占めていますが、新エネルギーSUVが上位4台を独占し、合計販売台数が上位10台のSUV全体の57.77%を占め、優位性を見せています。国別では、中国ブランドが7車種、日本ブランドが2車種、アメリカブランドが1車種ランクインし、ドイツブランドのSUVは再びトップ10入りを逃しました。
車種にフォーカスすると、9月のSUV月間販売台数トップ10に入った車種のうち、9車種はすべて前月の「顔なじみ」でしたが、順位が変化しました。その中でも、テスラモデルYのリードは相変わらず大きく、9月は4万1428台を販売し、月間5連覇を達成しました。注目すべきなのは、モデルYは十一期間に中国大陸市場向けの重要な進化を打ち出し、復数の知能、科学技術仕様のアップグレードを前提に、原価販売を維持しており、今後も猛進を続けることが期待されます。
tesla Model Y郭躍/撮影
テスラモデルY以降、SUVモデルの競争が激化し、2位から8位までが2万台から3万台のセグメントに入っています。このうち、byd元PLUSは9月に2万8727台を販売し、一貫した安定を保って2位の座を奪還しました。
また、テスラモデルYの「一人で戦う」よりも、bydの「全員皆兵」の方が全体の実力を表しています。9月は、ソンプラスが2万6861台、ソンプロが2万798台と同じく2万台を突破し、4位と8位に入りました。3車種の合計販売台数は76386台に達し、上位10車種の30.48%を占め、競争力は群を抜いています。
8月にブレークスルーを迎え、SUV月間販売台数で初の2位を獲得した広汽エイアンAion Yは惜しくもその座を守ることはできませんでしたが、9月は2万6969台を販売し、3位となりました。Aion Yの継続的な売れ行きは、広汽エイアン全体の強さの縮図でもあり、9月の広汽エイアンの販売台数は5万1596台で、前年同期比71.89%増となりました。注目に値するのは、1-9月、その累積販売台数は350986台に達して、2023年の販売目標のラインオフの70.2%を達成しました。ブランド初のスーパーカーであるhoプラチナSSRは、すでに10月9日に発売され、初の納車が開始されており、ハイエンド化の突破にも力を与えると思われます。
これまでの数ヶ月間、長安CS75 PLUSは一貫して高いパフォーマンスを見せ、6ヶ月連続でSUV販売台数トップ10の上位に位置しており、伝統的なガソリンSUVの「大黒柱」となっています。しかし、9月の販売台数は前月より小幅に増加した2万3179台でしたが、順位は6位に1ランク下落しました。
わずか244台の差で上位にランクインしたのは、9月に23423台を販売したハーバードH6で、久々の「パフォーマンス」となり5位にランクインしました。従来型ガソリンの時代には、ハーバード・H6は「神車」になりましたし、チャンアン・CS75も何度かアタックしてきました。新エネルギー時代に入って、両強豪がモデルチェンジを続け、再び頂点に上り詰めることができるか、期待されます。
続いて、日本勢ではトヨタから2車種がランクインしました。フロンランダは2万1488台、RAV4は1万9740台が売れて、それぞれ7位と9位を占めました。ホンダ系は惜しくも不合格となりました。
9月に「オールニュー」がランクインしたのは、前月のホンダcr-vの「後継」となる1万7993台で10位にランクインした吉利星越Lです。(中国経済ジャーナリスト郭躍)です。