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ソニーは9日、2023年度第2四半期の業績を発表した。同四半期のソニーのゲーム本体PlayStation 5(「PS 5」と略称)の総出荷台数は490万台で、前年同期比160万台増、PS 5の累計出荷台数は4660万台に達した。
PS 5はソニーが2020年11月12日に発表した新型ゲーム本体として、一時はサプライチェーンに限定されて不足していた。ソニーのエリック・リープ上級副社長はCNBCのインタビューで、今年初めてPS 5が全面的な準備を迎え、「供給不足」を解消することを明らかにしたという。
PS 5のサプライチェーンには中国企業からの姿がいくつかある。サンテクノロジーのPS 5製品に応用されているゲーム機コネクタは、2021年8月からフォックスコンとコールの株式を供給していることが分かった。同社はソニーのサプライチェーンシステムにおける間接サプライヤーとして、主に製品を協力する製造サービス企業のフォックスコン、コール株式などに販売している。同社の製品はソニーの認証に合格すると、ソニーと提携している製造サービス企業のフォックスコン、コール株式にそれぞれ対応する品目番号を作成する。これらの製造サービス企業との提携はソニーの承認を得たものとみなされる。
致尚科技の株式募集説明書によると、同社の2021年、2022年のPS 5コネクタの販売収入はそれぞれ75.42万元、355.77万元で、粗利益率はそれぞれ36.51%と32.46%だった。
実際、致尚科技はソニー産業チェーンに対してすでに配置されている。2009年、致尚科技の完全子会社である春生電子の製品はフォックスコンを通じてソニーサプライチェーンに導入された。2015年の春生電子はPS 4コネクタプロジェクトにコネクタ製品を供給し、2020年から2022年までの販売収入はそれぞれ782.48万元、630.14万元、638.63万元だった。
致尚科技氏によると、ソニー傘下の主流型ゲーム機の更新が繰り返されていることに伴い、同社のゲーム機コネクタの収入はPS 4ゲーム機だけでなく、PS 5ゲーム機に由来する部分もあるという。会社のゲーム機コネクタ製品は端末ゲーム機の更新反復とライフサイクルの変化の影響を受け、一定の周期性特徴があるが、会社と顧客の協力が持続的に深くなるにつれて、販売は依然として安定性と連続性を持っている。(柴劉斌)
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