10月20日夜、光起電力一体化の先導役である晶科エネルギーは、世界預託証書（GDR）の発行を通じてドイツ・フランクフルト証券取引所（Frankfurt Stock Exchange）に上場する計画だと発表した。晶科エネルギーは太陽光電源に続き、今週中にGDRのドイツへの上場計画を発表した2社目の太陽光発電企業となった。
公告によると、晶科エネルギーが今回発行したGDRの募集資金総額は人民元45億元または等価外貨を超えず、主に米国の1 GW高効率部品プロジェクトと山西第2期14 GW一体化生産基地建設プロジェクトに使用される。GDR発行価格は、定価基準日前の20取引日のA株終値の平均価格の10%を下回らないように規定されている。
業界関係者は、今回のGDR発行は海外発行であり、業界トップが業界発展が低迷期に入った際に国際投資家を導入するのに有利であり、晶科エネルギーのグローバル化のために十分な海外資金を備蓄し、業界競争と海外市場の挑戦によりよく対応すると考えている。
晶科エネルギーはグローバル化の配置を通じて高プレミアム市場シェアのリードを実現した。今年上半期、晶科エネルギーコンポーネントの出荷は43.8 GWで、引き続き世界第1位となった。コンポーネント製品の海外市場出荷比は約65%、海外売上高は約71%を占めている。同期は帰母純利益12億元を実現した。