11月1日夜、エスティローダーグループは2024年度第1四半期の財報を発表した。9月30日までの第1四半期には、その香水類はLe Labo（レイバー）の登場に後押しされて強く伸び、売上高は5%近く増加して6億3700万ドルに達した。同グループによると、香水類事業は第11四半期連続で売上高の有機的な成長を実現し、その中でアジア太平洋地域は特に優れており、「香水類はアジア太平洋地域では将来性の広い長期的な成長期にある。アジア太平洋地域では、香水類はハイエンド化粧品全体の業務の8%にすぎないが、西欧では40%に達している。この成長の中で、私たちはすでに先手を打っている」という。
エスティローダーグループ全体の売上高は前年同期比10%減の35億2000万ドルだった。同グループによると、業績の落ち込みは主にアジア太平洋の観光小売業の回復の遅れと中国市場の回復の表現が予想に及ばない影響を受け、香水と化粧品の有機的な売上高の伸びは一部のスキンケア用品の下落を相殺した。
また、エスティローダーの直営事業は世界的に好調だ。地域ごとに貢献しており、中でもアジア太平洋地域は特に際立っており、売上高は2桁の有機的な成長を遂げている。