サノフィは5月31日、同社の乳幼児鼻噴霧気道合胞ウイルス減毒生ワクチン（RSVtワクチン、SP 0125と略称）が中国国家薬監局薬品審査センターの承認を得て、臨床研究を展開できると発表した。これは2020年の新版「薬品登録管理弁法」が実施されて以来、中国が国際多センター臨床試験（MRCT）に参加した初めての小児ワクチンである。同時に、このワクチンは呼吸器合胞ウイルス（RSV）による疾病を予防するために設計された世界初の乳幼児ワクチンであり、6〜24月齢の乳幼児を保護することができる。