不動産専門サービスと投資管理会社の仲連量行が発表した報告書によると、2024年第2四半期、杭州の優良オフィスビル市場は修復ムードが続き、全体のオフィスビル市場の空室率は25%に低下した。
統計によると、今年第2四半期に杭州は良質なオフィスビルの新規供給がなく、甲級オフィスビルの空室率はやや低下した。第2四半期、杭州の甲級オフィスビル市場の平均空室率は23.3%で、前月比0.8ポイント低下した。B級オフィスビルの空室率は26.5%で、前月比は1.7ポイント低下した。
業界の賃貸需要は徐々に多様化の傾向を呈し、科学技術インターネット企業の需要は徐々に安定している。2024年第2四半期、杭州全体のオフィスビル市場の純吸収量は約84157平方メートルだった。比較的に、B級オフィスビルの純吸収量はより強い。上半期全体の業界需要の表れを見ると、科学技術インターネットの需要は28%を占め、需要は徐々に安定している。また、都市の文化関連産業は徐々に回復し、映画・テレビ、文化観光、オフライン娯楽など細分化された業界の需要は回復しつつある。
仲量聯行杭州、南京支社の総経理兼杭州、南京、武漢商業不動産部の尤培栄総監は、「杭州オフィスビル市場の修復相場は続いており、この2年間の良質オフィスビルの供給拡大により、賃貸金面の上昇運動エネルギーが押されている。第2四半期には新規プロジェクトが市場に投入されず、一時的に空室率が下がったが、杭州全体のオフィスビルの空室率はここ1、2年以内に緩やかに上昇する通路の中にある」と述べた。
尤培栄氏によると、マクロ面では多くの積極的な信号が見られ、杭州全市のGDPは今年第1四半期に初めて5000億元の大台を突破し、経済態勢は徐々に安定しており、その背後には新産業の新動力の絶えず蓄積された集中力も含まれている。杭州が重点的に構築した5大産業生態圏の形成が加速しており、オフィスビル市場の流動性改善に絶えず内生動力を提供している。