10日、CBSによりますと、2022年のアメリカの家計収入の中央値が低下した17州について、アメリカ国民は同国の経済の見通しを悲観的に見ているということです。
米国国勢調査局の最新データによると、2022年の世帯所得中央値が減少した州は17州で、ミシガン州、オハイオ州、ペンシルベニア州を含む中西部と北東部に集中しています。対照的に世帯収入の中央値が上昇したのは5州だけでした
最新の世論調査によると、回答者の半数以上が、生活費の維持に苦労していると答えています。CBSは、アメリカ人は国の経済と財政の見通しについて悲観的だと伝えています。この悲観的な感情の理由は明らかです:一方で、インフレは彼らの収入に影響を与えます。一方で、多くの人の収入も下がっています。
報道によると、アメリカ経済は「一見」強いが、多くのアメリカ人は経済に不満を示しています。主な原因は、自分の収入が下がったことです。2022年のアメリカの家計所得の中央値は7万4580ドルで2.3%減少し、3年連続の減少となりました。
このほか、専門家は、米国のインフレが反落したにもかかわらず、依然として高いレベルにあると指摘しています。
米コンサルティング会社モーニングコンサルティングのエコノミスト、ウィラー氏は、「消費者信頼感は依然として低く、新型コロナウイルス感染拡大が始まった時の封鎖状態に近い水準だ」と話しました。
報道によると、米国の高齢者の貧困層はますます大きくなっている。若者に比べ、高齢者はインフレの影響を受けやすいからだ。2022年の65歳以上の貧困率は14.1%と3ポイント以上も上昇しています。